【テキスト分析】舟を編む(読書メーター)
- zuhiro
- 2019年1月2日
- 読了時間: 1分
今回は三浦しをん『舟を編む』を分析します。
2012年に本屋大賞を受賞するなど、小説が大ヒット。
続いて松田龍平・宮崎あおい主演の映画も大きな話題を集め、
アニメ化もされた、いわずと知れたヒット作です。

読書コミュニティサイト、読書メーターでの
レビューをスクレイピングして収集。
スクレイピングにはExcelVBAからSeleniumを利用して行いました。
収集したファイルをKHCoderで処理し、
共起ネットワークでグラフ化しました!
収集したレビューの数は11752件。
結果は以下になりました。

それぞれの語句が使われている文脈一覧を見ることができる
KWICコンコーダンスも見ていたところ、
下記のレビューが多く書かれているようです。
・言葉について考えさせられた、言葉を大切にしようと思った(中央黄色)
・「紙」の辞書、紙の感覚を大切にしたいと思った(中央やや左側青色)
・本の装丁が素敵。小説内で制作される辞書『大渡海』と一緒(左下白色)
・辞書作りへの強い情熱に感動した(中央やや下、白色)
・辞書の編纂というお仕事の過程、大変さを知れた(中央やや下、白色)
特に強い特徴が出たのは、11752件のレビュー中、
6263件で「言葉」というワードが出てきたことでしょうか。
また本の装丁に関しては733件のレビューで触れられており、
この点も特徴的な結果となりました。
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