【テキスト分析】思考の整理学(読書メーター)
- zuhiro
- 2019年1月2日
- 読了時間: 2分
今回は、東大・京大生に最も読まれている本!
でおなじみの、 外山滋比古『思考の整理学』に対する
読書メーターでのレビューを分析します。

読書コミュニティサイト、読書メーターでの
レビューをスクレイピングして収集。
https://bookmeter.com/books/581017
スクレイピングにはExcelVBAからSeleniumを利用して行いました。
収集したファイルをKHCoderで処理し、
共起ネットワークでグラフ化しました!
収集したレビューの数は3800件。
結果は以下になりました。

それぞれの語句が使われている文脈一覧を見ることができる
KWICコンコーダンスも見ていたところ、
下記のレビューが多く書かれているようです。
・メモをしておくノートとは別に、考えたことや情報をまとめる「メタ・ノート」を作ること(右下部黄色)
・思考停止して流されていく「グライダー人間」ではなく、みずから機能を備えた「飛行機人間」になることが大事(左上赤色)
・コンピューターに淘汰されないためという意識も読み取れる(上部赤色)
・考え、アイデアはつきつめすぎず、寝かせて熟させること(右側水色)
・学生向きの本、学生時代に読んでおけばよかった(左側ライム色)
・すぐにでも実践できることが多く書かれている(右下部白色)
本の内容に踏み込んで、具体的な言葉が書かれているレビューが多いように感じます。
やはり『思考の整理学』を読んだ後だと、
レビューも考えながら書く気分になるのでしょうか。
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