【テキスト分析】嫌われる勇気(読書メーター)
- zuhiro
- 2018年12月30日
- 読了時間: 1分
今回は5年ほど前のベストセラー、
アドラー心理学を紹介した自己啓発本の『嫌われる勇気』への
読書メーターでのレビューを分析します。

読書コミュニティサイト、読書メーターでの
レビューをスクレイピングして収集。
スクレイピングにはExcelVBAからSeleniumを利用して行いました。
収集したファイルをKHCoderで処理し、
多次元尺度構成法でグラフ化しました!
収集したレビューの数は6891件。
結果は以下になりました。

それぞれの語句が使われている文脈一覧を見ることができる
KWICコンコーダンスも見ていたところ、
下記のレビューが多く書かれているようです。
・承認欲求を捨て、「他者貢献」を追い求めることが幸福である(左上青色)
・自分と他人の課題を、別のものとして分離する考え方が印象的(やや左上黄色)
・存在しない過去と未来に固執するのではなく、いまここをにスポットをあてて生きること(左下ライム色)
・哲人と青年の対話形式で書かれている本(右上紫)
以上の感じでしょうか。
書かれているレビューの多くに共通して出てきている言葉があり、
こういう印象的なフレーズを残せる本は
ベストセラーになりやすいのかなと感じます。
Comments